ど素人から毛を生やす。<延>

Game,Tale

個人的レビュー:テイルズオブゼスティリア

Game,Tale > ゲーム 2015年2月2日(最終更新:1年前)

どもです。
TOZをクリアしまして、ネットでは結構賛否両論の作品だと知りましたので私見をば。
多少のネタバレを含みますのでご注意。

全体:良くも悪くも挑戦作

話題を集めた「ヒロイン詐欺」といい、戦闘時に専用画面を作らないシステムといい、アニメーション先行配信もそうですが、今作は良くも悪くも挑戦作といった雰囲気でした。

戦闘画面についてはカメラワークに問題があることは明白でしたし、僕としては悪くない挑戦だったと思う「ヒロイン詐欺」もネット上ではかなり叩かれていますね。

ですが、新しい試みは長寿シリーズには必要なことですし、ある程度の失敗は仕方のないことだとも思います。
戦闘画面をシームレスにすることで、障害物を利用した戦闘など、今までにないギミックが作られたのもまた事実ですし、「ヒロイン詐欺」は一本道の物語に多少の意外性をつけることができました。
これらの挑戦の結果も一概に否定すべきものではないと思います。

システム:好き嫌い強し

悪くはないが、好き嫌いが分かれるシステムでした。
装備のスキル制については、僕はTOVやFF9のような「新しい装備を手に入れる喜び」が強いシステムが大好きなので、今作はちょっと不満。
但し、これは好きな人は好きなシステムだと思うので、一概に否定はしません。

戦闘がTOGタイプだったのも評価が分かれるところです。
僕はTOGの縦ライン・通常攻撃なしの戦闘システムは苦手ですが、「戦闘はGが至高」という意見も結構多いですし、この辺も好みですね。... 続きを読む »

キャラクターの死亡表現における2つのパターン - 創作ど素人考察

Game,Tale > 考察 2015年1月27日(最終更新:5月前)

物語において、キャラクターが死亡する一幕は重要な意味を持ちます。
逆に言えば、重要な意味をもたらせないキャラクターの死亡シーンは避けるべきです。

と、口で言うのは簡単ですが、一体どうすれば価値のある死亡シーンが描けるのか。
どうすると価値の薄いシーンになってしまうのか。

これを考えるために、キャラクターの死亡シーンを2つのパターンで捉てみます。

「大往生」と「あっけな死」

1つめのパターンは「大往生」。
他のキャラクターの考えや人生に大きな影響を与えて死亡します。
これは物語の山場となり、キャラクターに与える影響も好ましいものであることが望まれます。
また、読者(プレイヤー)に感慨・感動を与える「締め」のシーンもこちらに当て嵌まります。
重要キャラクターを死亡させるときには、つい、こちらのパターンを前提にしてしまいがちなのですが、的確な描写が困難なのもこちらのパターンです。

2つめのパターンは「あっけな死」。
その通り、とてもあっけなく死にます。
これはキャラクターや読者(プレイヤー)に「ショック」「恐怖」「絶望感」を与えるためのシーン描写です。
モブで描写すれば楽ですが、重要キャラクターに用いることで日常や安定の崩壊の象徴としても使えますし、読者により強い衝撃を与えることもできます。... 続きを読む »